世話係 中谷班、妻田班 |
俗に云う雨女、雨男がこの世にいるのなら我が釣りクラブには「海掻(か)き男」(造語、この人が磯へ立つと必ず海が荒れるの意)が存在するのではないでしょうか?前回の第64回磯釣り大会に続いて海は荒れ狂い開催すら危ぶまれる状況の中で行われた第65回磯釣り大会は、波止場の中央に釣り座を構えた会員6名が膝頭まで波に洗われ多くの釣具が海面に漂い、大部分は回収しましたが、竿2本、リール2個、オキアミを入れたバッカンが海中に没しました。 |
さて、釣果は上記以外にアジ子、カワハギくらいの貧果な結果に終わりました。普段ならワカナでも沢山釣れるのでしょうが、海水の濁りが魚を遠ざけたのでしょう。何せ大自然を相手の遊びですから意のままになることなど夢々思ってもいませんが、今年度最後の釣り大会としては残念な結果となりました。 |
優勝した佐伯会員は、波止場の中央よりかなり左側でウキ下を竿4本にして12時30分頃チヌを釣り上げました。 |
今年は大物の魚拓が少なく年間優勝のビックチャンスがクラブ会員各位に多分にありますので残された時間は少々ですが、是非とも優勝にチャレンジして下さい。山肌は紅葉のシーズンを迎え日に日に美しさを増しておりますが、逆に日本海では季節風の時期となり大海原は荒々しく釣り人が磯へ立つことを拒み続けますので十分注意して釣行して下さい。冒頭の「海掻き男」は実は筆者かも知れません。クラブ会員の皆様「ごめんなさい」。 |