この魚は、鰭、背鰭などに強い毒を持っており釣り人からは嫌われてますが、この毒さえちゃんと処理すれば身は白身で大変美味しいものです。この時期浜田地方では、ヒラマサの入れ食い状態が続いていたため釣り客も何処のポイントも満員御礼でした。 |
我々は、前日の夜、島に渡り夜は、マダイ狙いでやりましたが、全く駄目でした。この日は、夜中に他のグループの人達も同じポイントに来られて、この水谷の低いポイントも一杯になりました。夜中は、釣れる可能性が低かったため寒さを凌ぐために焚き火をして暖を取ったのであります。 |
こうやって夜が明けるまで時間潰しをして朝先ず目から釣りを開始したのですが、本命のヒラマサは、あとから来られた人達ばかりに3kgから4kg級の物が食って私には、微笑んでくれませんでした。 |
あとから気が付いたのですが、釣られた人達の浮き下は、竿1本分(5m+ハリス)だったのに対して私の仕掛けは、浮きしたが竿2本分(10m+ハリス)になってたためにヒラマサが食わなかったのが分かったのです。更に、ハリスが3mと短かったり、浮き止めのセットが悪くて浮き下が動いていたのも原因であると思われました。 |
この後、浮き下が動かないような工夫や市販の浮き止めを利用することで、この問題は、解決したのであります。また、ハリスの長さについては、大体5m前後が1番魚も食い易いし、釣り人にとっても投入に問題が発生しないことが経験的に分かって来たのであります。浮き下とハリスの関係はちょっとした配慮で魚が食って来たり全く食わなかったりと重要な要素を占めてると痛感した次第です。 |