この日は、スピニングリールのトラブルなどもあり苦労した中での釣果となりました。幾ら小さくても磯のスプリンターと言われるだけあるヒラマサの引きは強いものがあり、まだあまり経験を積んでいない私にとっては丁度良い相手だったかも知れません。 |
この数年前までは、エサのオキアミもなくヒラマサを狙うには、先ず小アジを釣ってそれを泳がせにして釣っておりましたが、オキアミの登場により磯釣りの雰囲気もがらりと変わってしまったのです。オキアミの威力により2kg級の小型のヒラマサから10kg級の大型のヒラマサまで数多く釣れるようになったのであります。 |
ところが、この影響で釣り客も一気に増加して今までは地磯でも簡単に釣れていたものが沖の離島や瀬に渡船しなければ釣れなくなったのも事実であります。また、ヒラマサ、イナダ(地方名ワカナ)も2,3年おきに海岸近くの磯や防波堤に寄ってくると言う現象も起きており暖流の関係でヒラマサなどの青物系の魚が好んで追いかける小魚の状況が大きな要素を占めてるように思われます。 |
ヒラマサが釣れるような状況としては、潮がある程度の速さで流れていること、付けエサのオキアミが手返しをしたとき残って帰って来るようであればエサ取りの小魚も居なくなってるために磯は一気に興奮状態になります。こうなると心ドキドキ状態になって何時大型浮きが海中に突っ込むか時間の問題となる訳です。 |