この日は、久しぶりに5月連休を利用して帰省した際に釣行したものです。この日渡った馬島のチョボは、非常に小さな瀬で本当にべた凪のときしか渡ることの出来ない磯であります。この日我々3人の他に1名の釣り人を入れて4人でこの磯は満員状態となりました。 |
まだ辺りが暗い中、磯に渡り夜明けまでは、マダイを狙って浮き下を深くしてやりましたが、残念ながらマダイの顔を見ることは出来ませんでした。夜が明けてから棚を少し浅くして投入を繰り返しますが、一向に当たりがないままに時間だけが過ぎて行ったのであります。 |
そして、今日も駄目かなと諦めかけてた、そのとき潮が西から東へ(馬島のタイコ方向へ)流れ始め出し、私は、竿を持ったままウトウトとしているところに粋なり竿まで当たりが分かる程の強烈な引き込みがありました。 |
突然のことで吃驚した私ですが、一瞬のうちに目が覚めました。そして、やり取りを開始したところまでは良かったのですが、如何せん1年振りに使う釣り具は、手入れも悪くクッションゴムがこともあろうに突然切れてしまって惜しい魚をバラしてしまったのです。 |
でもここは時合とばかりに投入を繰り返しているうちに釣友が3kgクラスのヒラマサをGETしました。ここで私も負けてはいられないと奮起して投入を繰り返してると見事にハッポウ浮きが海中に突っ込んだのであります。今度は失敗する訳にはいかないのでクッションゴムを付けずにやり取りをした末に上がって来たヒラマサです。 |
この日は、連休中と言うこともあって浜田市周辺の磯には、200人以上の釣り人が押し掛けていたと後から聞きましたが、ヒラマサを釣ったのは私と釣友の2人だけだったそうです。釣りをやってる上で最後の1投まで諦めてはいけないと言うことを痛感させられた1日であります。これだから釣りは止められないと言う魅力があると思われます。 |