TOP > 釣り歴 > 釣り歴(1994/12/01)
私の釣果
釣行日 1994年12月01日 木曜日 AM4時〜PM2時
天候 晴れ
船宿・渡船 たばこ渡船
釣り場所 島根県浜田市津摩沖 ユル瀬
魚種 マダイ・ヒラマサ
仕掛け 底カゴ、道糸6号、ハリス6号5m、ハリ 磯バリ12号
水深・タナ 7.5m〜15m
エサ オキアミボイル
釣果 ヒラマサ 67cm、69cm 3.5kg級 2本、マダイ 25cm 1枚
大潮 満潮 10:47  干潮 05:12、15:37
潮流 右 から 左へ または 左 から 右へ
北東 のち 南西 4m〜1m
海況 1.0m
海水温 ?℃
釣り座 西側のイシダイ釣場の高場
参考釣果
なし
同行者 戸木、中原
メモ
この日は、釣友2人と一緒に釣行したものです。ここのユル瀬と言う磯は、以外に大きなところで我々以外にも6人の釣行者が同じ磯に渡船した訳であります。釣り座は、益田市沖の高島方面北西方向が理想的なポイントなのですが、先陣のメンバーにその1級ポイントを4人で占められていたために我々は、イシダイのポイントであるちょっと高台の西向きのポイントに釣り座を構えることにしました。
 何時ものようにまだ暗い内から渡船して貰って夜が明けるまでは、浮き下を深くしてマダイを狙いましたが、この日も1度だけ浮きが海中に突っ込んだものの合わせが遅れて魚はハリ掛かりしませんでした。
 夜が明けて潮は、右から左方向にゆっくりとながれております。そして、40m程沖を流してた浮きが海中に突っ込んだことに私は、全く気が付かず竿まで当たりがあって初めて魚が食ったことに気が付いてやり取りを始めたのであります。先日のこともあるし沖磯と言うこともあってハリスは6号を使用してたので可成りの無理が利きますし何と言っても新しいハリスはとても強力です。
 竿の弾力に物を言わせてポンピングしながら魚をこちらに向かせて巻き上げていたところ信じられないようなことが後で分かったのです。我々の左で釣っておられたメンバーの人の仕掛けとお祭りしてしまったようなので私は「こちらには魚が付いているので、緩めて下さい。」とお願いしました。無事に海面まで浮かすことが出来て釣友にタモ取りして貰って吃驚してる釣友曰く「このヒラマサお祭りしてるのかと思ったらハリを2本くわえているよ。」と言うものでした。それから隣のメンバー2人と相談してもう1尾釣れたら1尾差し上げます。もし釣れなかったら魚をその場で捌いて片身づつ分けようと言うことになりました。
 一方、釣友の方は、これを境に立て続けに3尾の同型のヒラマサを釣ったのであります。もう1人の釣友にもヒラマサの当たりがありましたが、残念ながらバラしてしまったのであります。右隣のメンバーもヒラマサ、ワカナを順調に釣り上げていったみたいです。こうしてこの磯の入れ食いタイムは、潮の流れが止まると同時に一時休戦状態になったのであります。
 その間に偶々少し浮き下が深くなっていたところに可愛いマダイが食って来たと言う訳です。その後、益々当たりも遠のいてしまったので今度は、人間が腹ごしらえすることにしたのであります。
 2時間くらいして潮が今度は、朝方と違って左から右へ流れ始めたのを私は、見逃しませんでした。ぼつぼつ潮も流れ始めたことだしやってみるかなと思って第2幕の始まりです。期待を込めて投入をしたところ第1投目から見事に浮きが海中に突っ込んだのであります。糸ふけを取ってリールを巻こうとしましたが、何とライフジャケットとリールのハンドルの部分に道糸が絡んでいて、それを慌てて解こうとするのですが、この間もヒラマサの引きは伝わって来ます。それを竿で溜めながらお祭りを解いてやり取りを始めたのであります。今度は、他の人のハリをくわえることもなく無事に上がって来て釣友にタモ取りして貰って直ぐにエラの奥に包丁を入れて締めてやりますと大量の血が流れて野締めが上手くいってることが確認出来たのであります。
 当然のことながらハリスをチェックしたら根ずれを起こしているので即新しい物と交換です。先ほどの左のメンバーの方に約束通りに1尾のヒラマサを渡してそれからまた再投入したところ何と連チャンで浮きがまたしても海中に突っ込んだのであります。今度は手前祭りする事もなくやり取りをして実質この日3尾目のヒラマサをGETしたのであります。
 私は、2尾のヒラマサを持って久しぶりの凱旋帰宅すると親父達も吃驚しておりました。近所の人に片身をお裾分けしてもう片身をお刺身で頂きましたが、ブリとは違う余り脂っこくないさっぱりとした味で大変美味しいものでした。残りのもう1尾は、刺身用に3枚に捌いてブロックの形のところまで作っておき冷凍にしておいて半年後に頂きましたが、味は全く落ちておりませんでした。魚もちゃんと処理しておけば新鮮な状態を長く保てると言うことです。