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沖釣り(山陽、山陰)での心得みたいなものをまとめてみました。みなさんの釣行に少しでも参考になれば幸いです。
2012年07月23日 更新
項目 解説 備考
釣行前の確認
事前予約
関東、関西の沖釣りの船宿さんとは違って山陽、山陰では、乗合船よりは仕立て船の方が圧倒的に多いので、事前の予約が必要です。
特に、人気の船宿は、なかなか予約が取れないので、ここは常連さんなどと一緒に釣行するのが1番良いと思われます。
天候確認
  釣行日前日のPM7時以降の天気予報を確認し、釣行日の天候、潮、風、波を把握し安全に注意して釣行するように心掛けましょう。
釣行の判断は、船長さんと相談するかお任せしましょう!!
釣果情報収集
釣果を確実にアップさせる方法としては、事前に船長さんへ問い合わせるのも良いかと思います。あまりにも釣果予想が芳しくない時は、釣行を中止される場合もありますので、釣行の判断は、船長さんと相談するかお任せしましょう!!
釣りエサの手配
付けエサ、コマセのオキアミボイル、オキアミ生は、釣果を左右する重要な要素の1つとなります。釣行時に現地で調達しても構いませんが、事前に釣行することが決まってるならば、いつも行きつけの釣具屋、エサ屋で購入することを勧めます。私の場合は、オキアミボイルを3kg〜6kg注文して、必ず解凍しておくように頼んでおきます。こうすることによりシャッキとしたエサを入手することが出来ると思います。なお、エサの手配については、船宿さんによっては準備してくれるところもありますので、エサの有無は、船長さんと相談するかお任せしましょう!!
夏場:1.5kgのブロックを4個の内1個を解凍、3個を冷凍のままで購入
冬場:1.5kgのブロックを2個、3kgのブロックを1個をそれぞれ半解凍で購入
 
船宿船着場へ
着いたら
乗船名簿の記入
  沖釣は、危険を伴うものですから安全に釣行するためにも乗船名簿は、必ず書きましょう。万が一の事故の連絡のため、必ず自宅電話、携帯番号の記入を忘れないように!!
最新の釣行情報入手
船宿船着場は、意外と本音を聞ける可能性の高いところでしょう。また、常連さんなどから穴場情報を入手することが出来ることもあるので大いに役立てましょう。タナ、仕掛けなど聞けるかもね!!
釣り座の決定
乗合 勝手な判断は、問題となるので、釣り座の決定は、船長さんと相談するかお任せしましょう!!
仕立 基本的には、仲間内ですから釣行メンバーで決定しましょう!!
いざ出船!!
身支度を済ませ、釣具を船に積み込んで、船長から乗船指示があったらいよいよ出船です。特に、日本海は、いつも穏やかだとは限りません。乗船したら必ず椅子または自分のクーラーへ腰掛けて低い姿勢を取るようにしましょう。
 
釣場ポイントへ
着いたら
エサの解凍の確認
オキアミなどの解凍を確認して、まだ不十分の場合には、イケスに入れて溶かすようにしましょう。但し、溶かし過ぎもエサを台無しにしてしまうので注意が必要です。夏場は、1度に全てのエサを溶かすのではなく、クーラーなどに入れておき、少しづつ溶かして使うといつまでも新鮮なエサを保てますよ!!
 
実釣中の確認
付けエサの確認
  仕掛けを回収したときに、必ず付けエサのオキアミがどのような状態になってるかを確認して下さい。これにより仕掛けを投入する間隔も変えなければいけません。
付けエサのオキアミが完全な状態で揚がるとき
全く魚の気配がない または ヒラマサなどの大物が回遊している。
付けエサのオキアミが頭だけ取られているとき
マダイなどがエサをかじった可能性があります。
これまでの投入間隔と同じでOKですが、エサが残るのでもっと流しても大丈夫でしょう。
付けエサのオキアミが全て取られているとき
エサ取りが沢山いる証拠ですから手返しを早くする必要があります。目安としては、浮きが立ってから1分くらいの間隔で手返しすることですね。
ハリスの確認
仕掛けを回収したときに、天秤の方からハリに向かって手繰って下さい。これにより手先の感触でハリスに傷などが付いてないかを確認します。どんなに太いハリスを使っていても傷が付いてると簡単に切れてしまいますよ。因みに、私の幹糸、ハリスの基本は、8号、6号で長さは仕掛けによって全て違います。仕掛け集を参考にして下さい。
道糸の確認
仕掛けを投入する最中、または仕掛けを投入した後に、手先の感触で道糸に傷、ヨレなどがないかを確認します。どんなに高級な道糸でも傷が付いていると簡単に切れてしまいますよ。因みに、私の道糸の基本は、PE3号、300m、PE4号、400mです。
 
仕掛けの
トラブル
ハリスが縺れる
  最近では、幹糸、ハリスが長いために、投入したときに縺れることがあります。これは投入のやり方にもよりますが、仕掛けのバランスが悪いために発生すると考えます。いつも上手く投入してるような常連さんの仕掛けを参考にするのも方法だと思います。因みに、私の仕掛け(浮き、天秤、カゴ、ハリス、ハリ)を参考にしてみては如何でしょうか?
 
沖上り時間が
来たら
釣り座の清掃
  沖上りの時間には、実釣を止めて、オキアミで汚れたバッカン、付けエサ用入れ物、バケツなどを海水で綺麗に洗っておきましょう。
船で出たゴミは、釣り人の責任において必ず持ち帰るように心掛けましょう。船長に言えば、ゴミ袋をくれますよ!!
 
マナーについて
船上では
  竿は1人1本にしましょう。同じ船に乗船した釣り人が釣りを楽しめるようにしたいものです。
仕掛けなどがお祭りした場合は、お互いに仕掛けを緩めるなどして迅速に対応しましょう!!1度縺れた仕掛けは、あまり良くないし、解くのに時間も掛かると考えますので、自分から率先して切るくらいの余裕が欲しいものです。